新婚早々から主導権争いがスタートするロシアの結婚式

結ばれるときはお互い譲り合い仲睦まじかったカップルも、結婚して家庭生活に入ればどちらかが主導権を握るような力関係が発生してしまうのもまた現実です。
結婚というものは、世界のどこであっても幸福の象徴として、多くの人々から祝福されるものであることは間違いありません。
しかし、それを祝う風習の中には、その後の結婚生活のリアリティを実感させるようなものも少なくありません。
ロシアでは、披露宴の際に特別なセレモニーを行う風習があります。
それは新郎の母親がパンを新郎新婦にかじらせるというもの。
まず新郎がパンをかじり、新婦がその後に続くのですが、その際により大きくかじりとった方がその後の結婚生活の主導権を握るという言い伝えがあるのだとか。
結ばれたばかりの二人が、さっそく家庭内でのお互いの地位を巡って争うという、なんとも現実的なロシアの風習です。
ちなみにパンには、人生の最後のしょっぱい出来事になるようにと、塩がたっぷりと振り掛けられているそうです。